プロフィール
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知的財産
井関 凜乃(いせき りの)
理学研究科生物科学専攻卒、2023年新卒入社。
知的財産としてパナソニック インダストリーのコンデンサやモータの先行開発の権利化業務を担当。 -
経理
勝又 勇樹(かつまた ゆうき)
国際関係学部卒、2023年新卒入社。
経理として主に調達部門の輸入取引における収支管理、在庫管理、支払業務を担当。 -
調達
松本 紘武(まつもと ひろむ)
工学研究科都市環境工学専攻卒、2023年新卒入社。
調達として、グループ全体で使用するコンデンサの契約業務を担当。
※所属・内容等は取材当時(2025年8月)のものです
PEXを就職先に選んだ理由
理想のキャリアの実現と事業への貢献を両立
PEXを就職先に選んだきっかけ、理由を教えてください。
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井関(知的財産): 職種確約型採用を行っており、1年目から知的財産職として働くことができる点に魅力を感じました。また、PEXの知的財産部門はグループのほとんどの事業の知財業務を集約しており、多様な製品を扱い、権利化業務だけでなく契約・活用などさまざまな業務や部署がある点から、事業会社で働く経験を通じて、知財職種としてだけでなく、人としても成長することができそうだと感じたため、PEXを選びました。
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勝又(経理・財務): 就職活動中にパナソニックグループの経理社員の方にお話を聞く機会があり、そこで経理の仕事、充実した研修制度、他部署からの信頼感などパナソニックグループの経理として働くことの魅力を伺いました。なかでもPEXは各分野において高い専門性を持つ人材が多く在籍しており、経理財務分野の専門性を高めたいという自身のキャリアビジョンを実現する環境として理想的だと感じました。
最終的には、「経営の羅針盤」として会社の未来を描くというパナソニックグループの経理の姿勢が、自分の目指す経理像と重なりました。
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松本(調達): 地元の福岡か大学6年間を過ごした関西で、「人の役に立つ仕事がしたい」という想いで就職活動をしていました。パナソニックグループには漠然としたイメージしかありませんでしたが、PEXの「プロフェッショナルを育てる」というメッセージが目に留まりました。一度しかない人生で、「自分はこれをやりきった」「これをやらせたら右に出る人はいない」といったものが欲しいと考えていたため、そのメッセージに共感し、PEXを選びました。
現在の職種を志望したきっかけ、理由を教えてください。
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松本: 初めは調達職の存在すら知らず、プロになれるなら職種は何でも良いという考えでした。PEXの面接で人事の方とお話しする中で調達の仕事を知り、理系のバックグラウンドを活かせること、自分の仕事が事業競争力に直結するという仕事の影響力の大きさにも魅力を感じました。また、サプライヤーや設計担当者など様々な相手と関わり、部品から製品まで幅広い知識を得られるため、自分の目指すプロへの道が具体的にイメージできたことも大きかったです。
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井関: 理系のバックグラウンドを活かせる職種として知的財産職のことを知りました。就職活動中に、知的財産職で働いている先輩方と会話していくうちに、人の頭に浮かんだアイデアを財産権として取り扱うことの面白さと、取得した権利を使うことを想定して、戦略的に物事を考えて仕事ができる、ゲーム性のようなものに面白さを感じました。また、色々なことを勉強することが好きだったため、自分で何か製品を生みだすよりも人のサポートをすることの方が自分に合っていそうだと思い、志望しました。
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勝又: 私は、学生時代の資格取得がきっかけです。学生時代、経営に興味をもち「中小企業診断士」の資格の勉強を始めました。その勉強を通じて会計やファイナンスの分野に強く惹かれ、経営に参画し企業の意思決定に貢献できる存在になりたいと思いました。また、「自分の強みはこれだ」と胸を張って言えるような専門性を身につけたいと考えたことも、経理・財務を志した大きな理由の一つです。経営の根幹を支える経理・財務の仕事に携わることで、自分自身の成長と企業への貢献を両立させたいと考えました。
仕事内容とやりがい
事業規模の大きさや、成長を実感できる環境
現在の仕事内容とそのやりがいについて教えてください。
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井関: 知財としてパナソニック インダストリーのコンデンサやモータの研究開発部門の権利化を担当しています。発明を特許化できるかどうか、先行文献から出願内容・出願戦略などを技術者と一緒に考え、出願業務を遂行していく仕事です。やりがいとしては、技術部門に直接お役立ちできることです。発明者の方と発明内容について議論するのはとても楽しい時間です。複数の部門の権利化業務を担当しているので、日々色々な技術について常に新しい学びがあります。
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勝又: 経理として、主に調達部門の輸入取引における収支管理、在庫管理、支払業務を担当しています。パナソニックグループの事業を横断し活動を行うPEX調達部門を支える経理として、グループ全体の事業に広く関わることができる点が魅力です。主に輸入業務を担当していますが、複雑な取引が多く専門性が求められる分、探求心を刺激され魅力的な業務と感じています。
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松本: 調達として、パナソニックグループ全体で使用する、コンデンサという電子部品の契約業務を担当しています。各メーカーが生産するコンデンサをQCDS(品質・コスト・供給・サービス)の観点で評価し、どこのメーカーのコンデンサを購入してもらうかの方針を年間単位で策定します。コンデンサの単価は少額のものがほとんどですが、それをグループ全体の年間購入量で考えるとかなりの量になり、金額が1億円を超えるものもあります。部品の単価を1%下げることで100万円の利益をもたらす規模の大きさにもやりがいを感じます。
入社後のサポート体制
充実したサポート体制で、
安心して挑戦を続けられる環境
仕事を進めるうえでのサポート体制について教えてください。
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井関: 入社してから約半年間、知的財産についての研修があり、その研修が一通り終わった後に、配属先での業務が始まります。各職場に配属された後でも、メンター(指導員)の方がつき、実際に仕事を進めながら、知財の実務について教えていただけます。
半年間の研修では、実際の物品を用いての明細書の記載の仕方や、特許法の講義などを受けることができます。学生時代に全く知的財産についての知識がなくても、業務を通じて一担当者として独り立ちすることができ、また周囲の先輩方に質問し、サポートを受けることもできます。 -
勝又: PEXは、仕事を進める上でのサポート体制が非常に充実していると思います。意欲的な取り組みに対しては、最大限の後押しをしていただける環境が整っていますし、研修制度も充実しています。また、研修を通じて若手のうちから自分が経験していない業務について幅広く学ぶ機会があり、知識やスキルの習得を通じて成長を実感できます。また、自分のキャリアについても真摯に向き合ってくれる風土があり、挑戦したいことに対しても積極的に支援してもらえるため、将来を見据えた働き方が可能です。
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松本: 配属当初はペアの方や上司、あるいは前任者に教えていただきながら業務を身に付けていきました。私の所属する課では、ある分野を3~5年ほど担当したら分野を変えるという文化もあるので、幅広い分野を習得できることに加え、前任者が近くにいるということが仕事のやりやすさに繋がることもあります。また、担当が違っても他の分野にも利用できるようなアドバイスをくださる方が多くいます。
PEXではたらく魅力や特徴
パナソニックグループ全体に貢献し
専門性を追求できる
PEXではたらく魅力や特徴について教えてください。
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勝又: 私は何よりも「パナソニックグループ全体に対して広く貢献できる」点だと思います。パナソニックグループの事業に広く関わる調達部門の経理・財務に携わることで、グループ全体を俯瞰しながら、経営や事業に対して影響力のある仕事ができます。必然的に業務の規模感が大きくなるので、やりがいがありますね。
特定分野における専門性を高めながら、グループ全体に貢献できるような環境だと思います。
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井関: 様々な職種のスペシャリストが集まっているため、専門性を追求して働くことができます。また、PEX知的財産部門にはグループのほとんどの事業の知財業務が集約されているため、 各事業会社における知財活動を取り入れることができ、見識を広げながら人としても成長できると感じています。
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松本: 「何も製造していない」という点もPEXの特徴だと思います。パナソニックグループの各事業会社に対するサービスの対価としてお金をいただいているので、高品質なサービスを提供する責任があります。難しいことではありますが、各社に利益をもたらし、関わった方に感謝されると、責任の重さの分、嬉しい気持ちになります。また、「人が財産」という考えが根底にある会社なので、自身の成長がパナソニックグループ全体への貢献、ひいては社会への貢献に繋がることに魅力を感じています。
今後の目標
知識と経験を重ね、分野のプロへと成長したい
今後の目標ついて教えてください。
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井関: 技術者の方に頼りにされる権利化の知財担当を目指していきたいです。法律の知識や自分の担当部門や他社の製品知識の習得、他社動向についても調査し、担当部署により貢献できるようになりたいです。PEXだからこそ 経験できる幅広い業務を通じて理解と知識を深め、知的財産のプロフェッショナルとしても、人としても成長していきたいですね。
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勝又: 目標は、より「経営に資する経理」として成長することです。
数値の集計にとどまらず、パナソニックグループの経理が掲げる「経営の羅針盤」としての姿勢を体現し、事業の方向性を指し示せるような経理を目指しています。目標の実現に向け、会計やファイナンスの専門性をさらに磨き、経営判断に資する情報提供や分析を通じて、企業価値の向上に貢献していきたいと考えています。将来的には、より事業に近い部署で会計・ファイナンスの専門性を磨き、自己成長と事業成長の両方を実感できるようなキャリアを歩みたいです。
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松本: 何かのプロになりたくてPEXを志望し、縁があって調達職をやることになったので、「調達のプロになる」ことを目標にしています。ひとえに調達と言っても、今担当している部品契約業務の他にも購買業務や原材料契約業務など様々な分野があります。
これから総合的な「調達のプロ」になるために、まずは今の契約業務で「契約のプロ」になりたいと考えています。担当部品の知識、製品業界の知識、交渉術など、学ぶべきもの・経験すべきことはたくさんありますが、少しずつ着実にクリアしていきたいと思います。
学生の方へのメッセージ
専門性を高めたいと考えている学生の方に
おすすめしたい
PEXを志望する学生へのメッセージをお願いします。
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井関: PEXには人事や調達、知的財産など様々な職種のスペシャリストが集まっています。知財職種に関しては、権利化、渉外だけでなく、意匠、商標、模倣品対策など、様々な業務内容があり、専門性を磨くことができます。商材によって様々な役割が求められ、豊富な経験と成長の機会がある充実した環境です。目指したい職種があれば、ぜひPEXを選んでいただけると嬉しいです。
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勝又: PEXには意欲があれば若手でも積極的に仕事を任せてもらえる風土があり、自分のやりたいことや将来の希望についても真剣に向き合い、最大限実現できるようサポートしてくれます。挑戦を恐れず、成長意欲のある方にとって、魅力的な職場だと思うので、面談や面接を通じて体感していただけたらと思います。
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松本: 自ら率先してパナソニックグループを動かしたい、より良くしたいという想いがある方、プロフェッショナルになりたい皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。多くの事業と人に関わるPEXで、日々幅広い知見を得ながら成長していきましょう。
*所属・内容等は取材当時(2025年8月)のものです。
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