経理の枠を超えて経営に貢献できる人材を目指したい

経理の枠を超えて
経営に貢献できる人材を目指したい

経理の枠を超えて経営に貢献できる人材を目指したい

経理・財務 高成 瑞希

2020年6月
入社後、経理部決算課に配属
2020年9月
調達部門の一般会計、固定費管理、固定資産管理を担当
2022年9月
初めて単体決算を担当、および決算検討会を主催
2025年8月
調達部門の決算業務、収支管理、事業計画策定など、
制度会計および管理会計を中心に業務を担当

※所属・内容等は取材当時(2025年8月)のものです

PEXに入社を決めた理由を教えてください。

グローバルな環境で成長できるチャンスと多様なキャリアパス

学生時代は海外留学に力を入れており、就職活動にあまり時間を割けずにいました。
そんな中、留学前に参加した就活イベントで偶然パナソニックグループの社員の方とお話しする機会がありました。私の留学先がドイツだと伝えると、その方が現地駐在中の経理社員を紹介してくださり、ドイツ滞在中に実際に拠点を訪問できることになりました。
現地でお会いした駐在員の方から、海外事業における経理の役割や、現地スタッフと連携しながら働く面白さや、やりがいについて伺い、こんな働き方をしてみたいと初めて具体的にキャリアを描くことができました。グローバルな環境で経理として成長できるチャンスや、多様なキャリアパスがある点に強く惹かれ、パナソニックグループで経理をしてみたいと思い、入社を決めました。

経理の枠を超えて経営に貢献できる人材を目指したい

経理を志望された理由を教えてください。

海外営業志望から転換、
国際経験を活かしたキャリアを経理で実現

実は就職活動を始めた当初、経理職はまったく考えていませんでした。
第一志望は海外営業で、中国で育ちドイツに留学したことから、自然と自分は海外営業の道に進むものだと思っていました。
ですが、ドイツで出会った経理の駐在員の方は、経理を基盤にしながら人事など幅広い領域で活躍されていて、その姿に強い刺激を受けました。経理でも自分の語学力や国際経験を活かしたキャリアを実現できるのだと知り、新しい道を切り開きたいと思うようになりました。
経理は数字を扱う仕事だと思われがちですが、パナソニックグループの経理は会計や財務の知識をもとに他の分野の知見も吸収しながらグループに新しいシナジーを生み出す役割を担っています。その点に大きな魅力を感じ、経理を志望しました。

経理の枠を超えて経営に貢献できる人材を目指したい

現在の仕事の内容について教えてください。

「経営の羅針盤」として、現場と経営課題に取り組む

現在は年間数千億円を取り扱う調達部門のある事業場の経理として、決算業務を担当しています。
制度会計や税務申告において、事業の実態を財務諸表に正しく反映させ、正確な決算を行うことが主な仕事です。
また、部門責任者の方々との決算検討会を毎月主催し、数値の裏にある経営状況を分析しています。
経営課題を早期に把握し、的確に提起・検討することで、事業の収支管理にも貢献しています。
PEXの調達部門は、集中購買というグループの事業会社で共通して必要とされる部品をまとめて調達する役割があります。
私は、経理という立場からパナソニックグループ全体の調達動向や各事業会社の状況を把握し、
取引条件や商流の現状分析を通じて、事業の見通しに基づく資金予測も行っています。
取り扱い金額が大きい分、予測どおりの実績が出た際には大きなやりがいを感じています。
経理や会計、財務の仕事だけではなく、各部門の部署の方と会話や議論をしながら、グループ全体を見渡し、数値に基づいて、経営判断をサポートする役割を担っています。

経理の枠を超えて経営に貢献できる人材を目指したい

仕事を進めるにあたっての課題とその乗り越え方について教えてください。

最新の知見をアップデートするため、
各職種の「プロ」から実践的に学ぶ

現在の仕事は扱う金額が大きいだけでなく、関連部署が非常に多く、業務範囲も多岐にわたります。
契約や取引内容を理解しなければ、正確なお金の管理、数値を軸に事業への提言も行えないため、各部門の業務理解も必要不可欠です。
着任当初、決算後の検討会で調達や物流の専門用語が飛び交い、内容についていけず戸惑ったことは、今でも印象に残っています。入社して6年目の今でも知らない単語が出てくることもあります。しかし、わからないことは一人で抱え込まず、各部門の方に積極的に質問しに行くよう心がけています。
また、経理でありながら調達や物流の研修・勉強会に参加するなど、最新の知見をお互いに交換しアップデートできる機会も多くあります。
こうした各職種の「プロ」から実践的に学ぶ機会があることで、自分自身の成長スピードの向上を実感しています。

経理の枠を超えて経営に貢献できる人材を目指したい

現在の仕事の魅力、やりがいについて教えてください。

経営の意思決定を支援し、会社全体の方向性に影響を与えられる

事業会社や製造現場に欠かせない半導体などを調達するPEX調達部門の経理は、パナソニックグループ全体の経営に深く関わることができます。
例えば、近年の半導体不足という大きな課題に対し、調達部門から打ち出された方針に対し、経理として、どのような施策がグループ全体の資金にとって最も良いかを数値で示し、方針決定の“羅針盤”となる役割を担っています。
戦略を実現していく上で、数字に基づいた的確な判断材料を提供する経理の存在は欠かせません。自分の分析が経営幹部の意思決定を支援し、会社全体の方向性に影響を与えられることが、この仕事ならではの大きなやりがいです。

経理の枠を超えて経営に貢献できる人材を目指したい

経理の枠を超えて経営に貢献できる人材を目指したい

将来の目標について教えてください。

グローバルな環境で経理業務に携わりたい

将来的には、グローバルな環境で経理業務に携わってみたいと考えています。以前、シンガポール拠点から日本に来られた経理担当の方と交流する機会があり、その方の働きぶりに触れたことで、海外でのキャリアに強く興味を持つようになりました。
文化や言語の違う環境での経験は、自分の視野を大きく広げるだけでなく、事業を多角的に捉える力を養えると感じています。将来は、より幅広い視野を持って事業の最前線に立ち、現場や経営層と密に連携しながら、経理の枠を超えて経営に貢献できる人材を目指したいです。そのためにも、今後も専門性を高めつつ、自ら学び成長し続けていきたいと考えています。

経理の枠を超えて経営に貢献できる人材を目指したい

PEXではたらく魅力について教えてください。

人・知識・視座の三拍子が揃う環境で、
グループ全体を俯瞰して経営をサポートできるやりがい

PEXで働いていて一番魅力に感じているのは「人」です。
ここには、さまざまなバックグラウンドを持った仲間たちが集まっており、日々刺激を受けながらお互いに切磋琢磨できる環境があります。また、各分野におけるプロフェッショナルが集結しているのも大きな特徴で、学ぶ意欲さえあれば、いつでも頼れる経験豊富な仲間がたくさんいます。
実際に、経理という立場であっても調達や物流といった分野の知見を深める機会があり、自分の成長につながっています。さらに、PEXはグループ全体の経営を支える中核的な存在であり、全体を俯瞰して経営をサポートできるポジションにあるため、広い視野で仕事に取り組むことができます。人・知識・視座の三拍子が揃ったこの環境で働けていることに、大きなやりがいを感じています。

経理の枠を超えて経営に貢献できる人材を目指したい

趣味・休日の過ごし方

休日は少なくとも1日は散歩をしたり旅行に出かけたりしています。経理職は繫忙期がはっきりと分かれているため、オンオフが切り替えやすく、4半期に1、2回は旅行に行き、新しいことにふれる時間をつくっています。今年は夏季休暇をフル活用し、シンガポール、ヨーロッパ、タイなど6か国を周遊しました。